先月スウェーデンのアパレル企業、H&Mが日本に上陸しました。世界32カ国以上に約1,600店舗を展開、売り上げはGAP、ZARAに続いて世界三位だそうです。
オープン直前にたまたま朝の情報番組で紹介されているのを見ていたら、デザインが最先端でおしゃれなのに価格がリーズナブルとえらく強調していたので、こんなたいそうな規模だし、働く人の労働条件や環境への配慮は大丈夫なんだろうかと心配になり、H&Mのサイトをのぞいてみました。
日本語のトップページのメニューのなかに企業責任というのがあったのでクリックしたところ、かなりのページを企業責任の取り組みの紹介に使ってます。CSR(企業の社会責任)を企業の戦略としてはっきり位置づけているようです。
CSR報告書はもちろん、働く人の労働条件(労働環境、児童労働の禁止賃金など)を定めた行動規範、毛皮を使わないこと、環境対策やオーガニックコットン導入への取り組み、「ユニセフのウズベキスタンの綿産業における児童労働の防止を支援」とか、抜き打ちで行う工場の監査の様子を撮った短編映画までありました。1回では見切れません。
今発売中の環境と社会貢献と「志」のビジネス情報誌「オルタナNO.10」でもH&Mの環境への取り組みが紹介されていました。
サプライヤーが700社あり、サプライヤーは下請けの会社を利用し、生産に携わる人が70万人を超えるということですから、これだけの規模の会社が、環境と社会により良い、エシカルなやり方で服を作ってくれていたら、社会への貢献度はめちゃめちゃ高くなりますねー。さらに値段がリーズナブルなら、消費者もうれしいし言うことないですね。
「売り手よし買い手よし世間よし」という考えを残した江戸時代の近江商人みたいです。これがほんとにできるなら他の企業もやってもらわないと。
ちなみにGAPの日本語のサイトはCSRについては採用のページ数行程度のみ。ZARAのサイトはユーザー用のページにCSRの項目があり、環境への取り組みと、動物の扱いについてということで毛皮を扱わないことが書かれていました。GAPとZARAについてはまた日を改めて比べてみようかと思います。
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